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畳について
畳表をはがします
縁(へり)の糸を切り、畳床から畳表をはがせる状態にします。
この時にはがした畳表を裏返して使用する事を「裏返し」といいます。今回は表替えなので新しい畳表に張り替えます。
畳床の補修をします
畳にヘコみやゆがみなどの不具合があった場合にはで平行になるように「わら」をあてて縫いつけます。畳の角も丸まったりしていたら同様に「わら」等をあてがってきれいにしていきます。
新しい畳表を縫いつけます
畳床に新しい畳表を縫いつけていきます。畳表がたるんだりしないように適度な「張り」が残るように仕上げていきます。
新しい畳を寸法通りに切断します
事前に計った寸法と同じ大きさに畳表を切断します。ここで寸法を忘れていたり、勘違いしていると仕上がりが変わってしまいますので慎重に切っていきます。
縁をつけます
次に縁(へり)を縫いつけます。これは「平刺し」という作業で、縁が畳から浮かないように適度な力加減で縫いつけていきます。その後、返し縫いを行います。ここでも縁が適度に「張る」くらいの感覚で縫っていきます。
完成です
一通りの行程で一畳が完成となります。しかし実際に敷き込むまでは本当の出来はわかりません。一部屋に畳を全て敷き込んで初めて「仕上がり」具合がわかります。
畳の張り替え(表替え)の流れ
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こぼしてしまい畳にシミが出来てしまいました…畳に何かこぼしてしまった場合にできたシミはほとんど落とすことは出来ません。この場合、畳表を替えるだけで大丈夫です!お客様の対応としては「すぐに乾いた布もしくは十分に絞った布でふき取る。」「換気を十分にする」等をお勧めします。
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雨漏り、結露によるものと思われるシミがあるのですが…雨漏りや結露によるシミの場合は畳床(畳の中身)にまで水分が浸透している可能性がありますので畳床、畳表両方を替える必要があります。(畳の)部屋を歩いているとなんだかブカブカしていたり感触がおかしい箇所があります。 程度にもよりますが、この場合畳床(畳の中身)自体が傷みにより、へこんだりゆがんだりしていることが原因となっていると考えられます。また、床板自体も傷んでいる可能性もございます。したがって畳床、畳表両方を替えることをお勧めします。
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じゅうたん等の敷物を畳の上に敷いているので畳は清潔ですよね?直接畳に敷物を敷いたままにしておくと畳の特性が生かされず、ダニやカビが大変発生しやすくなります。畳に敷物はよろしくありませんので細かい換気(天気の良い日にはじゅうたんを外して換気をする)等を行わないとなりません。
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しばらく畳を替えてないのですが…一般的に畳を新しくしてから5~6年ほどで「裏返し」、その後、5年くらいたってから「表替え」をお勧めしています。「裏返し」を10年くらいしていないと畳表の裏側も傷みすぎてしまい裏返しができずに「表替え」せざるを得なくなってしまいます。また「裏返し」「表替え」のスパンが長すぎると床を傷める要因になり、畳表と畳床両方を替えなくてはならない可能性もございます。適度なサイクルでの張り替えを行うのが畳も傷みにくくお金もかからない方法です。
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畳替えが必要か否かまずは畳の状態を確認してくれますか?もちろん可能です!!お電話いただければ、張り替えを決めていなくてもお客様のご自宅までお伺いいたします。直接畳を判断して詳しい状態をお客様にご報告致します。 張り替えが必要な場合、畳工事の日時についてはその時にご相談させていただきます。見積料金等は一切いただきませんのでご安心ください。
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畳替え時間はどのくらいで出来ますか?当店では通常、朝(午前中)にお預かりして夕方に納品しております。お客様のご指定日・時間等ございましたらできる限り対応いたしますのでご相談ください。
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畳を替えたいけど家具があって動かせません。当店の方で全て動かして作業いたします。作業前にお客様の貴重品等だけお運びいただいております。作業後もお客様のお好みの場所に置き直します。もちろん無料ですのでご安心ください。当店は料金表以外の代金は一切かかりません。また畳替えの部屋の場所でお値段が変わることは一切ありませんのでご安心ください。
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